ゆうのGSプレイ日記
ときメモGSのプレイ日記。妄想はいってますが・・・
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14
「もしもーし。」
「あー俺、真咲。」
「あー先輩!どうしたん?」
「いや、今度の日曜さ花火大会あるだろ?一緒にどうだ?」
「行く!行くに決まってるやん!」
「おー、いい返事だな。後輩の鏡だな、おまえは。」
「・・・・・・あー、ありがとう・・・・」
「ん?どした?」
「ん?別にー。」
「じゃあ、はばたき駅に4時でいいか?」
「うん。」
「おう。じゃあ遅れんなよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お、ちゃんと時間通りきてるじゃないか。えらいぞ。」
「えらいやろ。」
「おー浴衣か、いいな。可愛くみえるぞ。」
「ありがとう。ってか先輩の浴衣姿色っぽいな。」
「色っぽいって・・・・おまえ、それは男のセリフだろ。」
「ん、じゃあ先輩は言う?」
「言いませんー。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「まあ、そう拗ねるな。りんごあめ買ってやるから、な?」
「りんごあめ・・・・・・ぶどうあめのほうが好き。」
「ん、じゃあぶどうあめ買ってやるから、行くぞ。」
「うん。」
「おまえ・・・・手をいきなりギュって何考えてるんだ。」
「ん?はぐれんように。」
「あ、ああそうか、じゃあ、しっかり握っとけ。」
「うん!先輩の手おっきいなあ。」
「おまえの手と全然違うだろ。んーおまえの指長いな。指は女らしいな。」
「指のみ?」
「まあ、今んとこはなー。」
もう、凹むわー。確かに女らしくないさ!はあぁぁぁ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お、もうすぐ始まるみたいだぞ。」
「おおおおおお!!すっげー近い!」
「ぷっ。」
「何よ。」
「おまえ『すッげー』ってなんだよ。せっかく浴衣着て女の子らしいのになあ。
『すごーい(はーと)』とか言ってみ。」
「・・・・・・・・・・・ムリ、ってかキモい。」
「言ってみろよ、可愛いから。」
「イヤや。」
「ちょっと、ほら、絶対可愛いから!」
「・・・・・・・・・・・すごーい・・・・・・・・・」
「おう、可愛いぞ。」
「あかん。恥ずかしすぎる・・・・先輩のあほー。」
「お、おい!悠!コラ走るなって・・・・・」
ったく、あいつどこまで走って行ったんだ?
「悠!悠!」
あー、もう最悪や。もう、先輩なんなんよ・・・・はあ・・・・
どうせ可愛くないってば!ああ、もう!
「悠。」
「え?・・・・・・・・なーんやサエキかあ。」
「何だよその言い方は。」
ポカッ
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「ん?今日はやり返さないのか?」
「なあ・・・・」
「なんだよ。」
「悠ってな、女の子らしくないよなぁ。」
「はあ?何いってんの?おまえ?」
「もう!何も言ってないわ!アホ!」
「何怒ってんだよ。」
「別に怒ってないよ。」
「・・・・なんかあったのか?」
「何もないよ。」
「悠!」
「!!先輩!」
「はあ、おまえ、はあ、どうしたんだ?」
「誰?」
「ん?ああ、真咲先輩。バイト先の人ではねがくの卒業生。」
「あ、そう。」
「悠、はあ、なあ、オレなにか怒らすようなことしたか?」
「怒ってるんじゃなくて、恥ずかしかったの!」
っ!!おい、何されたんだよ?恥ずかしいことされたのか?
「あー、おまえには恥ずかしかったのかー。悪かったなー。いやー、でも、逃げ出す事はないだろ?」
「逃げたくなるほど恥ずかしかったの!」
なんだよ?逃げ出すほど恥ずかしいって。こいつ悠に何したんだよ!
「そっか、ごめんな。よしよし。」
「ふふ、先輩・・・・先輩の手気持ちいい。」
バカ!何が『気持ちいい』だよ!逃げたくなるようなことされたんだろ!
「そうか、頭なでられるの好きって子供みたいだな。」
「どーせ、子供やよ。」
「ほら、また拗ねる。」
「拗ねてへんわ!」
「悠、俺帰る。」
「あ、うん。ばいばーい!」
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